株式会社大丸松坂屋百貨店
沿革・歴史 沿革・歴史

沿革・歴史

大丸松坂屋百貨店の沿革

 
2007年(平成19年) J.フロント リテイリング株式会社発足。
2010年(平成22年) 大丸と松坂屋が合併し、株式会社大丸松坂屋百貨店発足。同時に、女性の制服を統一した。
2011年(平成23年) 松坂屋が創業400周年を迎え、年明けから記念事業スタート。松坂屋コレクション「染分綸子地御所車花鳥文様繡箔小袖」が重要文化財の指定を受ける。大丸梅田店全館グランドオープン、売場面積を約24,000㎡増やし約64,000㎡に拡大。
2012年(平成24年) 大丸東京店第2期増床グランドオープン、売場面積を約12,000㎡増やし約46,000㎡に拡大。
2013年(平成25年) 銀座六丁目再開発のため、松坂屋銀座店を閉鎖。
2014年(平成26年) 楽天Rポイントカードとの提携スタート。
2015年(平成27年) 中国上海に「上海新世界大丸百貨」が全館グランドオープン。「WeChat Payment」を日本の百貨店として初めて大丸・松坂屋の8店舗に導入。大丸心斎橋店本館が建て替えのため閉館。
2016年(平成28年) 松坂屋名古屋店第3期改装で北館リニューアルが完成し、紳士服飾を中心とする「GENTA(ジェンタ)」がオープン。不動産事業部を新設し、JFRの子会社「株式会社大丸コム開発」を吸収合併。「エコフ」リサイクルキャンペーン(不用品の店頭回収)開催。セミセルフ型ビューティーショップ「アミューズ ボーテ」を大丸京都店にオープン。翌年に迎える大丸創業300周年記念企画として、京都衹園に「衹園町家」出店。
2017年(平成29年) J.フロント リテイリング史料館と名古屋市博物館所蔵の松坂屋コレクションをパリのギメ東洋美術館での展覧会に海外初出展。松坂屋銀座店跡地に「GINZA SIX」開業。松坂屋上野店南館跡地に「上野フロンティアタワー」開業。
2018年(平成30年) 大丸札幌店にKiKiYOCOCHOオープン。
松坂屋コレクションの桃山〜江戸初期の能装束4点「紺地菖蒲蓬菊桐文様小袖」、「萌黄地紋入格子縞藤文様片身替厚板」、「薄黄地紋入格子鱗文様肩裾厚板」、「茶地紋入格子文様厚板」が重要文化財の指定を受ける。
2019年(平成31年) 大丸心斎橋店本館グランドオープン。
2020年(令和2年) 株式会社下関大丸を直営化と同時に改装し、新生大丸下関店が幕開け。
2021年(令和3年) 大丸須磨店第2期改装が完成し、神戸市立名谷図書館がオープン。
 

大丸の沿革

 
1717年(享保2年) 下村彦右衛門正啓が京都・伏見の呉服屋「大文字屋」を開業。(大丸創業)
1726年(享保11年) 大阪・心斎橋筋に大阪店「松屋」を開き、現金正札販売を始める。(心斎橋店現在地)
1728年(享保13年) 名古屋・本町4丁目に名古屋店を開き、初めて「大丸屋」を称する。(明治43年閉鎖)
1737年(元文2年) 店是「先義後利」の掛軸を全店に配布。京都・東洞院船屋町に京都総本店が新築完成。
1743年(寛保3年) 江戸・大伝馬町3丁目に江戸店開業。(明治43年閉鎖)
1757年(宝暦7年) 江戸・深川木場4丁目繁栄橋畔に木場別荘を作り、一郭に繁栄稲荷を祀る。(コアビルに現存)
1787年(天明7年) 江戸店が呉服商として売上日本一に。
1837年(天保8年) 大塩の乱起こる。「大丸は義商なり、犯すなかれ」と、焼き討ちを免れる。
1907年(明治40年) 資本金50万円で「株式合資会社大丸呉服店」を設立。
1908年(明治41年) 神戸・元町4丁目に神戸出張所を新築開店。
1912年(明治45年) 京都店が四条通りに鉄筋木造3階建の新店舗開店。(現在地)
デパート形式をとる。
1913年(大正2年) 商標を改め登録。
1920年(大正9年) 資本金1,200万円で「株式会社大丸呉服店」設立。
1922年(大正11年) デパート業界で初めての週休制を実施。
1927年(昭和2年) 大阪店(現心斎橋店)にデパート業界初の「染色試験室・衛生試験室」(現消費科学研究所)を開設。
1928年(昭和3年) 商号を「株式会社大丸」に改める。
1933年(昭和8年) 大阪店・御堂筋側の店舗が完成し、四方を街路に囲まれた大丸ブロックが竣成。(W・M・ヴォーリズ設計)
1953年(昭和28年) クリスチャン・ディオールと独占契約を結ぶ。海外デザイナーとの提携は日本で初めて。
1954年(昭和29年) 東京駅八重洲口に東京店開業。パートタイマー採用を開始。
1959年(昭和34年) オリジナル紳士服「トロージャン」誕生。
1961年(昭和36年) 日本の小売業界売上NO.1を達成。(1960年下期から1968年下期まで連続)
1964年(昭和39年) ジバンシィと独占契約を結ぶ。
1983年(昭和58年) 大阪ターミナルビル「アクティ大阪」に梅田店開店。新CI導入。新しいマークを制定。
1997年(平成9年) 神戸店(1995年阪神・淡路大震災で被災)が復興グランドオープン。
2003年(平成15年) 札幌店オープン。
2007年(平成19年) 株式会社松坂屋HDと経営統合。持株会社「J.フロント リテイリング株式会社」を設立。
東京店、「グラントウキョウノースタワー」に第一期移転増床オープン。
2009年(平成21年) 心斎橋店北館オープン。
2010年(平成22年) 株式会社松坂屋と合併し、「株式会社大丸松坂屋百貨店」誕生。
 

松坂屋の沿革

 
1611年(慶長16年) 名古屋・本町に呉服小間物問屋を創業。
1659年(万治2年) 名古屋・茶屋町に呉服小間物問屋を開業。
1736年(元文元年) 呉服太物小売商に転業。
1740年(元文5年) 尾張藩の呉服御用となる。
1745年(延亨2年) 京都・室町錦小路に仕入店を開設。4年後、新町に移転。
1768年(明和5年) 上野の松坂屋を買収、「いとう松坂屋」と改め、江戸へ進出。
1805年(文化2年) 江戸・大伝馬町に木綿問屋亀店を開業。
1868年(慶応4年) 上野店、上野戦争で官軍の本営となる。
1875年(明治8年) 恵比寿屋呉服店を買収、大阪へ進出。
1881年(明治14年) 名古屋・茶屋町角に伊藤銀行(旧東海銀行のルーツ)を開業。
1910年(明治43年) 「株式会社いとう呉服店」を設立。(資本金50万円)
名古屋・栄町に百貨店を開業。
1917年(大正6年) 上野店新本館完成。
1923年(大正12年) 大阪店(日本橋筋)再開。(66年天満橋に移転、04年閉店)
1924年(大正13年) 銀座店開店。
1957年(昭和32年) カトレヤをシンボルフラワーに制定。
1972年(昭和47年) 名古屋店北館を増築。
1991年(平成3年) 名古屋店南館を増築し、「松坂屋美術館」を開設。
2003年(平成15年) 名古屋店新南館増築で日本最大級の百貨店に。
2006年(平成18年) 持株会社「株式会社松坂屋ホールディングス」を設立。
2007年(平成19年) 株式会社大丸と経営統合。持株会社「J.フロント リテイリング株式会社」を設立。
2010年(平成22年) 株式会社大丸と合併し、「株式会社大丸松坂屋百貨店」誕生。